両親、祖父母、曽祖父母…。ルーツをさかのぼっていくと、江戸時代には先祖の数が1000人以上にもなるといいます。もし、一人でも欠けたなら、“自分”という人間は存在しない。そう考えた時、「命の連鎖」の中で生きる“奇跡”が見えてきます。
私たちが、親、先祖から受け継ぐものは、体だけではありません。どのような心で、どのような人生を送ったか――。それが、子孫へと代々受け継がれている、目には見えない不思議な「心の道」です。日々、家族と心を通い合わせ、仲良く暮らす生き方が、この「心の道」を太く、確かなものとしていきます。そんな姿を故人、先祖に見せることが、何よりの供養となります。私たちの心にも安心感が広がるのです。

神魂を通して、故人、先祖に思いを届ける場。真実の光会館 安明殿

一年の歩みを振り返って、うれしかったこと、頑張っていることを語って
今年の心磨きの成果が表われる9月23日からの光寿信者参拝時は、その姿を、故人、先祖に届ける「神玉祭」の期間でもあります。神示教会に納玉(納骨)しているご家族には、神奈川県湯河原町の偉光郷、神玉園のある偉光会館で、「神玉祭」の儀式を実施しています。

豊かな自然に囲まれた偉光郷。真っすぐに伸びた参道を家族と一緒に

まずは、光明の間で神にご挨拶を
この時期の偉光郷は、高齢の母親の手を引く男性や、親戚との再会にはしゃぐ子供など、三世代、四世代で訪れる家族連れも珍しくありません。それぞれが、亡くなった家族への思いを胸に、御神体が祭られた儀式会場へ。気持ちを静めて儀式に臨みました。

冒頭、伝導師が神示を基に儀式に臨む心を確認
「家族や縁のある人と思いを共有し、重なってゆく生き方。お互いさまの心で支え合い、補い合う生き方は、自分の人生を高めるだけでなく、仏、先祖にまで良い影響をもたらします」。伝導師の言葉を、真剣な表情で受け止める参列者たち。続く祈願の時間には、湧き上がる感謝や、家族一丸となって乗り越えたこと…、今だから伝えられる思いを、一人一人が真心込めて故人に届けました。

「お母さんのように、自分も家族や兄弟を大切にするからね、と伝えられた」「昨年見送ったばかりの祖父が、安心してくれたのを感じる」「子供はこんなに大きくなったよ!と語り掛けたら、父が喜んでくれたよう」。大切な故人に思いを届け、儀式後は、誰もが晴れやかな表情に。
「故人、先祖には安心感を…という意味を、誤解していたように思います。悩みがあっても、『今、家族でこうやって取り組んでるよ。しっかり乗り越えていくからね!』と正直に語ればいいんですね。儀式で素直な思いを届けたら、例年以上に気持ちが軽くなって、ますます頑張ろうと思いました」。
「夫婦の縁が深まったことし、寡黙だった夫が、ぽつりぽつりと『ありがとう』『助かるよ』などと言ってくれるようになりました。そのうれしさを、亡き母親に語ったところ、うなずき、喜んでくれる姿が浮かんできて…。神は心を守ってくださり、母や先祖は温かく見守ってくれている。儀式を通して、不思議とそう感じました」。
家族や身内と談笑したり、食事をしたり、4月に完成した「つながりの庭」で海を眺めたり…。偉光郷での時間をゆったりと、思い思いに縁を深める姿がありました。

みんなで笑い合っての食事は格別。心も、おなかも満たされて


「つながりの庭」の入り口付近。ここから下に降りると、目の前に相模灘が
私たち一人一人が、我が家の「心の道」を受け継ぎ、確かなものとしていく、掛け替えのない存在です。故人、先祖の歩んだ人生に思いをはせ、感謝とともに、仕合せな姿を届けていきましょう。
「神玉祭」の儀式は、予約制で行っています。
神総本部と偉光郷を安心して往復できる、「神玉祭」参列プランを用意しました。申し込み締め切りを過ぎましたが、10月24日の宿泊コースはまだお申し込みいただけます。ご利用しやすい土日の日程ですので、ご希望の方は、ぜひお問い合わせください。