「こういうとき、何が正解なんだろう?」。学校や職場の人間関係に悩んだり、恋愛で不安を抱えたり。人生の土台を築く青年期は、楽しいことがたくさんある一方、理想と現実のギャップに直面するなど、迷うことも多いでしょう。
18歳から30歳までの未婚者を対象とした「光友会」は、青年たちが、神の教えを基に意見交換を行いながら、心に確かな生き方、“軸”を育む場です。考え方に“軸”があると、時に気持ちが揺れても、必ず回復! しなやかな強さが持てるから、つまずきすらも糧として、着実に仕合せに向かって歩んでいけます。
「光友会」は、一年ごとの登録制です。11月8日には、令和8年の会員募集に向けて、公開講座が行われました。

神総本部と偉光会館を中継して実施。初参加の方も加わって、心地よい緊張感が会場に

グループに分かれての意見交換は、「光友会」の魅力! 同世代の話には、共感や気付きがいっぱい
行事は、事前に会員から提出されたレポートを基に進みます。この日、一つ目の設問は、「割に合わないと感じた出来事」「また、それにどう向き合うか」。誰にも身近な内容に、「私からいいですか?」と率先して発言する人、「何て言ったらいいか迷うんですけど…」と言葉を選びながら話す人。「ノルマを達成しても反応が薄い」「自分ばっかり…と思うより、スキルアップのチャンスと捉えたい」などなど。「確かに」とうなずき、「もし自分だったら」と意見を重ね、一人一人が生き生きとした表情で臨んでいました。

お互いの話に耳を傾ける、温かい雰囲気が

「何か感じたことありますか?」。仲間から優しく声を掛けられ、初めての人もすぐに打ち解けて
10分ほどの意見交換の後は、教主正使者供丸光先生からのお言葉を確認。「周りを見ずに自分都合で生活していると、割に合わない感が強くなる」「人間の基本姿勢としては、今自分にできることであれば、奉仕心を持って関わる人間性が好ましい」。なぜなら、それにより、社会に求められる力、自身の“運命”が磨かれていくから…。仲間の意見に耳を傾け、自らも思いを語った後だからこそ、ひと言ひと言が深く心に響きます。「『どんな気持ちで臨むか』が大事なんだ」「これを見落としていたかも」。
SNSや報道などから得られる情報は、参考になるものも多いでしょう。しかし、そこに、自分にとって最善の「答え」があるとは限りません。真逆の意見を目にして、振り回されることもあるものです。一方、神の教えは万人に当てはまる真理。神示に触れてこそ、正しい“軸”が培われていきます。

二つ目の設問の後は神示を確認。つかんだ感覚を残そうと、それぞれが真剣そのもの
「ありがとうございました」「またお願いします!」。行事後、明るく声を掛け合う出席者たち。「ディスカッションで、『確かにそうですね』と受け止めてもらえて、感動でした。私もそういう姿勢で人と関わりたい」と語ったのは、初参加の女性です。「一人で何度も読んだご神示も、きょうの内容から『あ、こういうことか』とストンと心に落ちました。思えば、最近、仕事でいっぱいいっぱいで…。業績ばかり追わずに、周りとの信頼関係を意識して頑張ります。12月もまた来ます!」。
「昨年から参加して、少しずつ自分が変わってきたかなと感じます。『私には、私なりの良さがある』『支えてくれる人もいる』と分かったから、人と比べて焦ることが減りました。皆さんが優しくて、何のプレッシャーもなく話せるし、もし参加を迷ってる人がいるなら、まず出てみてほしいです」。
「ずっと『光友会』に参加して、どんな出来事も、必ず自分の糧にできるという確信が持てました。看護師として働いていますが、葛藤や失敗談も気負わずに話せて、みんなの率直な意見が聞ける、この環境がありがたいです。教えがあるから愚痴にならずに、自分の生き方、考え方を見詰められる。だから『こうしていこう!』とやるべきことに気が付ける。教えを生かすって、こういうことなのかなと思います」
神の教えを学ぶ仲間と語り合い、数々の気付きを得たひととき。それを毎月、毎年…と積み重ねていけば、心の“軸”は確実に太くなり、何があっても、どんな環境下でもブレません。自分なりの貫くべきこと、人生の“正解”も見えてきます。そうした生き方から、各人の存在感はますます磨かれ、やがては社会を導く、品性高い人になっていけます。人から求められ、信頼される、生きがい多い人生が約束されるのです。
次回12月13日は、令和8年に向けての最後の公開講座です。登録の申し込みは12月15日まで。一年の途中からの登録はできませんので、この機を逃さず、ぜひご参加ください。