国や文化の違いを越えて、誰の“心”にも当てはまる「真理」。それが神の教えです。仕合せにつながる「教え」を学ぶ人の輪は世界に広がり、昨年には、オンラインでの授業が始まりました。また、北米では、アメリカ フロリダにある事務所から、職員が出張しての行事も行っています。
そうした環境で学ぶ海外在住の方々が、信者仲間と顔を合わせ、神の館でのひとときを満喫できるように、光寿信者参拝時には、「海外の日」を設けています。今年も、11月13日から15日にかけて実施。アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、韓国で暮らす人々が、大海原を越えて神総本部に集まりました。

久しぶりに、真実の光会館で参拝。「なぜか涙があふれて…」という人も
集合場所となった和光会館では、抱き合って再会を喜ぶ人、仲間に家族を紹介する人、互いに自己紹介し合う人たちの姿がありました。日頃は、パソコンの画面越しでしか会えない仲間の顔を、直接見られるうれしさは格別。スタート前から喜びが弾け、職員の「Welcome! 楽しい3日間が始まります!」という呼び掛けに、歓声とともに大きな拍手が湧き起こりました。

「お待ちしていました!」「会いたかった!」。あちらこちらで笑顔が


全員で「偉光郷 新生式」を視聴した後は、神奈川県湯河原町にある偉光郷へ出発
大自然に囲まれた偉光郷は、神が“心療所”とも表される場所。納骨施設である神玉里が開かれた、各家の心の道を、太く、強くつなぐために欠かせない環境です。そこに1泊した各人が、家族に向ける思いを深めました。
「偉光郷ではどんどん心がほぐれて、普段ならのみ込んでしまう気持ちまで、自然と言葉にしていました。教えがあるから、『主張ばかりしないで、もっと夫に温かい心で向き合おう』と前向きになれるのがうれしいです」。
「皆さんの話は、『うちもそう』という内容ばかり。夫婦のこと、親との関係など、教えの生かし方がとても参考になったので、早速実践したいです」。

翌日は、職員から偉光郷の説明を。初めて訪れた人も関心を高めて

広々とした空、雄大な山々、眼下で輝く相模灘。自然が織り成す景色を目にして、心がゆったりと
偉光郷で、心身ともに伸び伸びと過ごした後は、再び神総本部へ。「それぞれの国で頑張っている皆さんへ、思いを込めてお届けします」。職員の歌と演奏によるおもてなしには、笑いあり、涙あり。最後に、みんなで歌った教会歌「ひかり」。「仕合せの花を貴方(あなた)にあげよう」「生きる希望を貴方にあげよう」「心の宝を貴方にあげよう」「心の故郷(ふるさと) 『神総本部』」(昭和63年10月17日)という神示が温かく心に染みて、仕合せを手にする決意を新たにしました。

「Welcome back! 心の故郷へお帰りなさい!」「一緒に楽しい時間を過ごしましょう!」。明るく、生き生きした雰囲気が会場いっぱいに

海外の地で、神と共に、さまざまなことを乗り越えた思いが込み上げて


2泊目は、神示教会発祥の地に建てられた宿泊処へ。夕食は、海外の人たちに日本を感じてもらいたい…と、職員が味付けや盛り方も工夫。ゆっくりくつろいで、心も体も明るく、強く
最終日となる3日目は、「聖日記念祭」に出席。「先生方のお言葉一つ一つが温かくて…」「ただただ神の愛が伝わってきて、感動でいっぱい」。どこまでも仕合せを願われる神の御心が、各人の心に深く残りました。この日は、世界各国から訪れていると知った他の信者の方々が、「ようこそ!」と笑顔で挨拶する姿や、今回は予定が合わなかった、海外在住の仲間が駆け付けたりする一幕も。触れ合いの輪が広がりました。

信光会館の講堂で出席した「聖日記念祭」

それぞれが、このひとときを心に刻んで

あっという間に「納めの会」に。「思い切って参加して良かった」「来年もまた来たい」。初参加の方の発言に大共感
「また会いましょう」「元気でね!」。終了後も、名残惜しそうに話す姿がありました。
「初めて参加した私でも、すぐに打ち解けられるのが、神示教会のすごさです! 仲間と過ごして気付いたのは、自分の心の狭さ。アメリカでは差別に直面することもあるけれど、人間関係に、閉ざした心や先入観は要らないんだと思いました。まずは家族に、そして周りの人たちに、自分から心を開いて関わっていきたいです」。
「目に見えないだけで、どこにいても、いつも、神は救いの手を伸ばしてくださっている。少しずつ夫婦の絆が深まった今年、あらためてそれを感じます。光明殿で感謝を届け、仲間とたくさん触れ合って、ますます力が湧きました。戻ってからも、しっかり教えを学び、自分の弱点を修正できるよう、御神体を通して祈願します。精いっぱい頑張ります!」。
神総本部から遠く離れていても、“心”を救い、守り、導く神のお力に、何ら違いはありません。どこにいても、どんなときも、必ず応えてくださいます。それを余すことなく体感するために欠かせないものが、神の分魂が封じ込められている御神体です。神示に触れて、気付いたことを祈願。そこに生き方が高まって、国や文化の違いを越えて、家族や周りの方々と支え合い、補い合って生きる、調和が味わえるのです。

掛け替えのない仲間の存在に感謝!

