神との心の交流をかなえる御神体
真実の光会館で「清魂の儀」が

自分のものでありながら、思うように操れないのが“心の動き”。つい感情的になってしまう、物事を否定的に考える…など、実体から表れる性格は、生涯変わることはありません。そうした“どうにもならない心の動き”を守る、唯一の手だてが「祈願」です。
本来、大山命と人間は、交流ができない間柄。それをつないでくださるのが、神魂、つまり「古生童子直使の御魂」です。この神魂のエネルギーが封じ込められた「御神体」を手にし、正しく関われるのは、信者だからこそ。朝、夕、事有るごとの祈願をもって、神と心の交流を図っていく…。そこに、変わらないはずの“心の動き”が変わり、開運へと導く“運命の力”が引き出されます。着実に未来が仕合せ色に染まっていくのです。

神魂が宿る御場所。神総本部真実の光会館

神は、迎える年の姿を見通されて、毎年、新たな分魂を授けてくださいます。御神体に神の御魂を封じ込める「清魂の儀」を、12月15日、神総本部真実の光会館光明殿で挙行。今年、信者を代表して参列したのは、友輝会（15歳～30歳の未婚者）の青年たちと、20代から40代までの係。緊張しながらも、熱いまなざしで見詰める中で行われました。

降り続いた雨がやみ、澄んだ空気に包まれた光明殿

整然と並んだ白箱には、職員が一体一体、救世の心で製作した新たな年の御神体が。手前には、教会施設用のしめ飾りも

神事に臨まれる教主正使者供丸光先生と神奉仕供丸清先生

冒頭で、「教えを学ぶ皆さまが、迎える年も喜び多いものとできるように…」と祈願された教主正使者供丸光先生。その直後、神から来年の姿と、信者としての生き方が示されました。

迎える年も　変化（ながれ）は早い
　信者（みな）は　『友輪』を手にし
　　社会の真実（すがた）
　　　　我が「心の姿」を見詰めて
　　人格（こころ）を高めて生きるべし

当日の神示

静まり返った神殿には、神奉仕供丸清先生が丁寧に清められる御塩（みしお）の音と、力強く九字を切られる正使者のお声だけが響き渡ります。

神聖で厳かな雰囲気の中、儀式が進んで

各家に祭る「御神居用」、携帯する「個人用」、車などに祭る「乗り物用」。それぞれに入魂されるたびに、現状や課題とともに、必ず守られ、救われるという、神からの予言も。終了時には、社会の変化にのみ込まれないためにやるべきことが示され、「迎える年も　案ずることは何もない」というお言葉が。参列者の心には、神の温かい御心が染み入りました。

心を重ねる参列者

儀式を終えて、参列者に温かくお声を

儀式後は、各人が晴れやかな表情に。
「このところ波立っていた心が、すっと穏やかになって、何とも不思議な感覚を味わいました。分魂を通して祈願すれば、しっかり受け止めてくださる。その確信が深まったので、もっと神に頼って、思いを語っていきます」。

「『夫婦　親子の会話も薄い』という神示は、まさに私のことでした。年を重ねてきた両親に、自分が正しいと、考えを押し付けていたと反省です。思いを聞いて、思いを語る…を、祈願しながらやってみます」。

「職場で、『あのポジションに』とこだわる気持ちがありました。でも、『欲心に人生（こころ）のまれ　「正道」が見えない』と聞いて、求められていることにどれだけ応えられるかが大切と、ハッとしたんです。感謝、奉仕というキーワードも残ったので、この心を祈願して育んでいきます」。

分魂を身近にして一日過ごし、何度も神を感じていく。この心が持てると、「神に見られて恥じない自分だろうか」「守られるに値する心だろうか」と、自然とあるべき心が引き出されます。神が「今、この生き方を」と表される真理を『友輪』から学び、欠けているところに気付いたなら、朝夕に祈願。うれしいときも、心が揺らいだときも、心の中で祈願。御神体を意識して暮らすほど、神との絆が強固になります。自分の“心”を仕合せへ、仕合せへと導いてくださる御神体。新たな年を迎えたら、いち早くお預かりし、家族で仕合せな一年を歩んでいきましょう。