北は北海道から、南は沖縄まで――。日本全国に広がる偉光会館は、現在38カ所を数えるまでになりました。しかし、それでも最寄りの神の館まで、片道5時間以上かかる人や、「日帰りでは難しい」という離島に住む人もいます。そのような遠隔地において、公的会館で行事が開催されているのが、「地方会場」です。
ことしも、「地方会場」を活用する方々が、神総本部で一堂に会し、交流を深められるように「地方会場の日」を、10月29日に実施。28日から30日にかけて、函館、北見、稚内、釧路、奄美大島、宮古島の人たちが集まりました。

函館からの団体が到着!
昨年「地方会場の日」で知り合った仲間や、職員との再会に、あちらでもこちらでも歓声が。初めて訪れる神総本部にわくわくする人、念願だった家族との参拝がかない、喜びをかみしめる人…。それぞれの思いを胸に、到着後、まずは真実の光会館へ向かいました。ご開扉された神殿では、「神魂のご存在が、この上なく間近に感じられた」との声も。心行くまで参拝した後は、光寿会館で楽しいひとときを過ごし、横浜市西区戸部町にある宿泊処へ。神示教会発祥の地に立つ建物で、身も心も安らぐ一晩を過ごしました。

初めて神総本部を訪れた人もいた今回。参道を歩みながら、それぞれに思いがあふれて

「ようこそ神総本部へ!」職員が思いを込めて、歌と楽器の演奏でおもてなし。みんなで歌って、笑って、心が生き生きと

宿泊処は、かつて、供丸斎先生が救世の環境を開かれた場所。ここで、北見、稚内の人たちと合流
翌日は、全員で「代神誕生記念祭」に出席。「配信授業でも、教科書でも学べるけれど、神の館で、信者仲間の存在を感じるこの時間は格別」と、信光会館の講堂で受けた式典は、忘れられないひとときとなりました。
「先生方の温かいまなざしに、どこまでも、私たちの仕合せを願ってくださっているんだ、と胸がいっぱいに」「教会歌の斉唱では、皆さんと心が重なった実感が。供丸姫先生、供丸斎先生の御心も感じられて、思わず涙があふれました」。

「代神誕生記念祭」では、会場の空気をじかに肌で感じて


式典終了後は、触れ合いを。緊張していた人も、いつしか笑顔!

教えを実践した仲間の話を聞いて、「そうすればいいんだ!」「自分も頑張ろう!」と明るい心に


たくさん話した後のランチタイム。隣り合った人と、自然と会話が弾んで
最後は、真実の光会館での「愛礼の儀」に参列。今年味わったご守護への御礼や自身の成長をつづった「御礼御祈願書」を提出し、深まった感謝、膨らんだ喜びを各人が届けました。

光明殿での「愛礼の儀」へ。歩みを進めるごとに、感謝が深く

真心込めてしたためた、「御礼御祈願書」を提出
「母は20数年ぶりの神総本部で、真実の光会館の参拝も初めて。一緒に来られたことが、本当にうれしかったです。疲れるどころか、生き生きとして、何度も『また来たい』と言ってくれた母に、少しでも親孝行できたかな…。この2日間、皆さんに温かく声を掛けていただいて、私ももっと家族の心を大切に、言葉一つにも愛を込めようと思いました。その決意を『愛礼の儀』でも、しっかりお届けできました」。
「一人で神総本部に来たときは、つい『あれもこれも学んで…』と慌ただしくなりがち。それはそれで有意義だけれど、こうやって仲間と声を掛け合い、笑い合いながら過ごす時間は、とても心地よかったです。『愛礼の儀』の後は気持ちがすがすがしくなって、いつもこんな心でいたいと思いました。この感覚を持って帰ります」

参加者で撮影した記念写真を受け取って、掛け替えのない1枚に笑顔が弾けて

救いの源泉たる環境で、神との絆を深め、仲間と温かく触れ合ったひととき。ぽかぽかになった「心」が、何よりのお土産です。各地へと戻った一人一人が、さらに輝く存在となっていくでしょう。