「絶対に仕合せにする」「生涯寄り添い、支えたい」…。そう誓って結婚しても、家族になると、いて当たり前の感覚が生まれ、感謝よりも、相手に求めることが膨らんでしまいがち。時には、歯に衣着せぬ物言いをしてしまうこともあるでしょう。しかし、「仕合せの基は和のある家庭」であり、家庭の中心を成すのは夫婦です。夫と妻、二人の心が重なっている、温かな環境を築くためにも、折有るごとに初心に返り、絆を深めていくことが大切です。その一環として、ご神前で「神受祭」(結婚)を受けた夫婦を対象に、毎年開催される「神寿の集い」。今年も、7月19日、神総本部と全国の偉光会館を中継して行われました。

この日のために表された神示を基に、行事は進行。深い縁のあった二人でも、そこにあぐらをかいていたならば…。「二人の心は 徐々に乾き 離れ 愛情が枯れてゆく」との一節に、ドキッとした表情になる人も少なくありません。
神が見守ってくださっているのは、「二人の人生(こころ)」です。「自分の実家のことだから…」「妻の家系はこうだから…」と分けて考えていては、「二人の人生」にならないでしょう。外で嫌なことがあったからといって、自分の言動で、家の中まで悪い空気にしていたら? 相手に気を使わせていたら? さまざまな角度から、夫婦の在り方を見詰めていきました。
例えば、夫婦で出掛けた時。「ペースが合わない!」と腹立たしく感じるのは、心が乾き始めている証しです。自身のペースを貫いて、自分は満足できたとしても、伴侶の心に残るのはどんな思いか…。「二人の人生」である以上、二人のペースを一緒につくり上げるところに、お互いが仕合せ感を味わえます。職員の実体験を交えた話に、時に笑いながらも、それぞれが熱心にメモを取っていました。


開設されたばかりの、乳幼児連れで学べる会場。子供を育てる大切な時期に、夫婦の正しい関わりを一つでも多くつかもうと、真剣です
神示から、夫婦の心の在り方を確認した後は、各会場で、「夫として、妻として実践したいこと」を発表しました。



仲間の発言に、惜しみない拍手が。会場中に、「自分たちも、ますます心を一つに…」という気持ちが広がって
行事後、出席者たちは、明るい笑顔で、夫婦の絆をより太くするための決意を語ります。
「思春期の娘が返事をしないのは、私が夫の話をいいかげんに聞いているからかも…と反省しました。夫の顔を見ながら、ひと言ひと言をちゃんと受け止めていきます」。
「“相手の心に負担を掛ける”言動が、夫婦の間に溝をつくるんだと、ハッとしました。良かれと思ったことが、相手からすると違ったりするので…。自分の考えで突っ走らないで、相手の思いを聞きながら、“二人にとって”仕合せな人生を築いていきたいです」。
今年結婚し、初参加のご夫婦も。「仕事で忙しくても、妻と話す時間を大切にしたい」と語るご主人を見詰める奥さまも、笑顔です。「何でも“二人の人生”として捉えるという言葉が、胸に響きました。価値観の違いが見えても、受け止めて愛せる自分になりたいし、自分の思いもちゃんと伝えていきたい。せっかく夫婦になったんだから、“二人で”歩んでいきます」と、確かな前進を図っていました。
結婚当初に誓った思いに立ち戻り、夫婦で必ず仕合せに!という決意を新たにした「神寿の集い」。今回参加されていない皆さまも、この機会に、夫婦としての歩みを振り返ってみてはいかがでしょうか。魂の休まる家庭を二人で築いていく姿が最高の手本となって、夫婦を中心に、一家が栄えていきます。子、孫と代を重ねるほど、より一層仕合せになっていけるのです。

神総本部の様子
活気あふれる各地の様子