誰にでも必ず、世に役立つ良さ、“運命”がある――。その力は、体に障害があっても、確実に輝かせていける。それを実感できる環境が、神示教会にはあります。聴覚、視覚、肢体に障害がある方と、そのご家族が対象の「供の会」です。
年に1回、障害の垣根を越えて集まる「合同の会」。ことしは天候の影響を受け、9月に重ねて、10月12日にも開催。光寿信者参拝時ということもあり、神総本部では、各地から訪れた方々が、仲間と再会を喜び合いました。

開始前には、教会歌「希望の光」を手話付きで斉唱。視覚に障害のある人も、教わりながら共に手話をする姿は、「供の会」ならではです
「自身の良さをもっと引き出せるように、心を高め合っていきましょう!」。職員の呼び掛けでスタートした「供の会」。冒頭で確認したのは、私たち一人一人が、今の時代に必要とされて生まれてきたということです。どのように役立てるかは、人それぞれ。周囲と比べなくていいのです。ある女性は、体が不自由で、話し方も流暢(りゅうちょう)ではないけれど、「家族の心を感じ取る」のが大得意。落ち込んでいると黙ってそばに寄り添い、泣いているとティッシュをひらひらさせて、励ますとのこと。家族の心を支えているこの人は、「なくてはならない宝の存在」になっています。

手話通訳、要約筆記を交えて、会は進行
「自分の“運命”を生かすのに、体が動く、動かないは関係ありません」。職員の言葉に、力強くうなずく出席者たち。持っている力を発揮するカギは、人を思う愛の心。だからこそ、“人柄”を磨くことは重要です。神示、真理に触れて、「人を責めていた」「落ち込みやすい」などと修正点が見えたなら、真っ先に家族との関わりに生かしましょう。愛の心は愛を呼び、家族からも温かな思いが返ってきます。そこに、心はますます明るく、強くなり、自身の良さも光っていくのです。

行事の中では、職員が自身の体験を語る場面も。ハッとしたり、思わず笑ったり…。生き生きとした空気が会場中に
後半には、心を磨いて歩んだ今年の成果を、出席者が発表。「家族よりも、仕事優先になっていたと気付いた」と語るのは、視覚障害者の女性。「『まず親に対して素直になれるように』と祈願しながら話してみたら、的確なアドバイスが返ってきて…。私は家族をないがしろにしていたのに、両親は誰よりも気持ちを分かってくれていたんだ、と胸がいっぱいになりました」。
「長年、介護福祉士として働いて、夫の介護もやり遂げた後、今度は私が障害者に…。でも、ひたすら神示に触れて、体は動きづらくても、心遣いはいくらでもできると分かりました。この体を、もっと前向きに使っていきたいです」。神総本部に続いて、偉光会館で出席している仲間のお声も紹介。最後には、目指す姿を神示で確認しました。
神 示
「教え」に生きる家族の関わりが
互いの心(運命実体)を
磨き 高める
社会に「生きる」自信と喜びを
引き出す極意が ここにある



仲間へのリスペクトを込めた、温かい拍手が
「これからも、いっぱい学んで、いっぱい気付いて、ますます心を高めていきましょう!」。職員が会の終了を告げると、「ええ~もう?」の声が上がるほど、あっという間のひととき。それぞれが、前進する決意を新たにしています。
聴覚障害の男性は、「皆さんの明るく元気な姿に影響を受けました」と手話で語ります。「私の良さは、コミュニケーションに時間がかかっても、最後まで分かり合おうという気持ちでいられること。本来は口下手なんですが、教えを学んで、話さないと心は伝わらないと分かったので…。妻とはもちろん、自分も相手も笑顔で話が終われた時が、一番うれしいです」。
「『人に役立つのに、体が動くかどうかは関係ない』と聞いて、ドキッとしました。車椅子だから…と思っていたけれど、電車に乗って通勤もできるし、会社だけでなく、いろんな人と出会いを深めていける。支えてくださる方に感謝しながら、できることで役に立っていきます」。
「視覚に障害がある私は、正直、どんと落ち込むこともあります。でも、自分から人に心を閉ざしている、と気付けた今年、身内と向き合う気持ちが変わり、縁がぐっと深まりました。きょうも、仲間の心の高さにたくさん元気をもらったので、また頑張っていけそうです」。

神総本部と、全国の偉光会館を結んで行われた「供の会」。「ありがとうございました!」の気持ちを込めて、みんなで中継カメラに手を振って

「会えて良かった!」「私も!」。終了後も、話が尽きません

家族をはじめ、周囲との関わりを深めるほど、「運命」の力が引き出され、どのような人、環境とも調和していけます。生きる自信も深まります。一人一人がそれぞれの場所で存在感を発揮して、ますます活躍し、最大級の喜びを味わいましょう。
次回の「供の会」は、11月29日(日)13:00 聴覚障害者を対象に実施します。
通常の勉強会では学びにくい、「聖日記念祭」を字幕付きで学びます。対象の方がいらしたら、声を掛け合って、ぜひご参加ください。