「子供を守りたい」「自分と同じ苦労はさせたくない」。親なら、誰もが思うもの。しかし、確実な方法が分からなければ、迷い、不安になるでしょう。我が子の仕合せのために、親ができること、親にしかできない「任」とは何か? 知りたい答えを“真理”からつかめる「親の会」。3月22日、15歳までの子供の父母を対象に、神総本部と全国の偉光会館を中継で結んで実施されました。

「おぎゃー」と生まれた我が子が、幼稚園、小学校、中学校と進んで迎える15歳の節目。神は、15歳を自立の時と言われます。自活するわけではありません。生まれる時に神から授かった「運命」、人に役立つ力が芽吹き始め、その力で人生を歩み出すのです。力強く芽吹くか否かは、「運命」を育む“苗床”である「家庭」が、どのような環境であるかに懸かっています。
「家庭のベースをつくるのは親。大きな責任があります」。担当職員の言葉に、真剣に耳を傾ける親御さんたち。「早く寝なさい!」「宿題はやったの!?」と口うるさく言っても、なかなか伝わらないのが、心の奥にある親の愛。子供が生意気な口を利いたときも、つい売り言葉に買い言葉。それでは、感情がぶつかるばかりです。どの家庭にも「あるある」の事例に、苦笑する姿も。
大切なのは、“思い”を伝え合うこと。「あなたのことが心配だから」という親心を話したり、言葉尻にとらわれないで、子供の本心に目を向けたり。お互いの思いを感じるほど、心が重なり、家庭が居心地の良い空間になっていきます。そうした心の安らぐ環境をつくるのが、「親の任」。そのためにも、一人で抱え込まず、一人で判断せず、夫婦で何でも会話して、常に心を一つに我が子と向き合っていくのです。出席していた人たちは、大きくうなずきながら、メモを取っていました。
大切なポイントを確認するとともに、「我が子の良いところ」「子育ての悩み」といったテーマに沿って語り合う場も。良いことも、悪いことも、気楽に話せるのは、神の教えを学ぶ仲間同士だからこそ。

「娘が思春期で、私には話をしてくれないのが悩みだったけれど、まずは妻と会話して、一緒に向き合っていけばいいんですね」と、早速気付きを語る人も
行事後は、つかんだことを胸に、子供と向き合っていく決意を口々に語っていました。
「土台となるのは“夫婦の会話”と聞いて反省しました。『あなたから言って!』と、逃げてしまうのが私のいけないところ。最近、夫との会話が減ってきたので復活させたいです」と語るのは、小学校高学年のお子さんの母親。隣で聞いていたご主人は、「二人で娘の思いを聞いて、一緒に考えていこう」。勉強したことを軸に、すぐに夫婦で気持ちを重ねていました。
「子供の悪い面が見えると、『あなたにそっくり!』とお互いに言っていました。夫婦で責め合う心は、幼い子供にもきっと伝わっているはず。これからは、褒める場面で言うようにします」。夫婦で気付いた同じ課題。「二人で修正に取り組みます!」と、心は一つです。
子供の成長は早く、15歳まではあっと言う間。今しかできない親子の関わりを知って、一日一日の家族の触れ合いを大切にしていきましょう。良くも、悪くも、子は親の姿をまねします。心に幅を持って、穏やかに、我が子の思いを受け止める。一緒に笑ったり、泣いたりしながら、正しい道へと後押しをする。手本である親の姿が愛情にあふれたものならば、子供は伸び伸びと成長していきます。
「道」守らんとする思いが
我が子を守り 育む「愛」へと
昇華する
「真理」に生きて
育児――
我が人生
心に残る楽しい一時となる
(平成21年8月1日)
次回の「親の会」は、9月13日(日)14:00。15歳から30歳までの子を持つ親御さんが対象です。
親子で学べる場や、家族の絆を深める儀式もあります。ぜひ、ご活用ください。
■学び
「実りの集い」(小・中学生とその親御さん対象)
「乳幼児の親の学びの場」